

持ち込んだ大会:グローバルチャレンジ2026
レギュレーション:M-1
パーティ概要
はじめに、私はパーティを作成する上で一番大事なことは、「読みを介さない押しつけ」が可能であることだと考えている。
トリックルームを軸にした通称トリパは、相手のS操作を全て無効にしつつこちらは高耐久高火力のポケモンで攻めることができる。「読みを介さない押しつけ」が可能であると考えている。
ねこだましに耐性を持ち、トリックルームで構築の軸になり、かつ相手の初手出しオオニューラに対して強いリキキリンから構築スタート。
初期は↑の構築でレートに潜っているが、リキキリンのオトモにメガガルーラを置くことに対してパワー不足を感じるように。理由は以下の通り。
・初手のガルーラが通らない相手に対しては実質的にメガ枠が腐る。
・メガ枠を使っているのにただの猫+雑削り要員を任せちゃうのはパワー不足なのでは?
・トリルエースにメガ枠を置けない。置く場合低パワーの素ガルーラを出す必要が生じる。
更に、相手が初手出ししてくるヨプ持ちドドゲザンに対してガルーラがあまり役割を持てない点も難点だった。こちらの攻撃を一発耐え、トリル下で高速で動かれる。S下降補正個体でトリル対策としているパーティも多く、一時は構築そのものをあきらめた。
しかし、勇敢チャーレムという天啓を得て、このパーティは最強となった。
・特化チャーレムのインファイトでドドゲザンH32,B2@ヨプを114.0%~134.3%(確1)
・威嚇の入った特化チャーレムのインファイトでガオガエンH32,B2を99.0%~116.8%(乱数1発 87.5%)
このパーティはチャーレムの猫騙し+リキキリンのトリルからスタートし、裏のカメックス、ニンフィアを通して数的有利を作り、最後は総大将ドドゲザン、ヒスイウインディの高火力先制技で締めることを基本の動きとしている。
戦績
グローバルチャレンジ マスターカテゴリ
32勝13敗
1046位 最終/最高レート1750.846
1763.8あたりがボーダーだったらしい。下当たりでも+13は貰えるはず。あと1勝だった。悔しい。
個別解説
①チャーレム
構築の軸。初手選出率100%。
基本的に初手ねこだまし→インファイトで火力押しする。
特化ヨガパワーインファイトの火力はすさまじく、A特化メガガルーラのすてみタックルを超える火力指数を叩き出す。
陽気A252珠ガブの逆鱗以上、陽気A252鉢巻ガブの逆鱗未満の火力でもある。
上で書いたがドドゲザンはトリル開始前に上から縛ることができ、威嚇ガエンもほぼ(87.5%)上から縛れる。
更に大体のメガスコヴィランはチャーレムのインファ→リキキリンのハイパーボイスで処理可能。
相手の初手ヤミラミ+ブリジュラスも、インファを振っているだけで大方なんとかなる。
S80族というラインは下降補正をかけることでそこそこ抜かれることができ、環境中のトリルアタッカーとしては及第点程度のラインだと感じた。
少なくともS90の素ガルーラ、S100のメガガルーラよりはるかにトリル要因としての適性は高いと思う。
トリルミラーでもチャーレム+高火力要員と並べて初手に出すことで、ねこだましの選択肢を残しつつ火力を出すことが可能。
ミラーで悩まなくても良いのは、大会を戦ううえで非常にやりやすかった。
トリルサポート役のような顔をしているが、単体攻撃力であればパーティ1位である。
相手がリキキリンをマークするとチャーレムはフリーで動き続けることができる。チャーレムをナメてくれたおかげでイージーウィンできる試合がいくつもあった。
技構成に関しては、火力を出すためのインファ+しねん、サポート用のねこだましは確定として、自由枠にいわなだれを採用。
パーティ単位で苦手なリザYを安全に処理できるほか、隣のリキキリンと併せて相手の初手リザY+フシギバナに対応可能。
➁リキキリン
初手出し担当。ねこだましを抑制できるほか、トリックルーム発動後に高火力先制技で縛られなくなる等、特性「テイルアーマー」が非常に強力。
C種族値120と火力面も優秀で、フリーになると無視できない火力を出し続けることができる。
今環境はオオニューラの数が多い他、比較的エスパー技の通りが良い印象。
前記事「ガルキリン軸晴れトリル」の時はシャドーボールを採用したが、今回は10万ボルトを採用。
とぐろをまくミロカロス、初手メガカメックス、ペリッパー、リザY、プテラ等刺さる範囲は多かった。が、追加効果の麻痺を引くとトリル下ですばやさ逆転が起こってしまう可能性があることが最大のデメリット。
大会中イダイトウが麻痺を引き、そのまま暴れまわられて負けてしまった・・・。
ドドゲザン+オオニューラと初手選出されることが多かったため、チャーレムのねこだましでオオニューラを止めることが安定するようナモのみを採用。
・・・したのだが、上記の通りチャーレムでドドゲザンを縛ることができるため、ほとんど悪技をうけることが無かった。
逆に、チャーレムでドドゲザンを縛るときは挑発持ちオオニューラが裏目になってしまう。持たせるのはメンタルハーブにしておくべきだった。
大会中、挑発持ちメガユキメノコを3回引いてしまった。
うち2回はなぜか(?)トリル抜きでも勝ってしまったのだが、メンタルハーブを持たせていればもう1回も勝てたかもしれない。
それさえあればきっと予選は抜けていた。悔やまれる。
努力値は火力に振り切り、残りを耐久指数が最大になるように振り分けた。
③メガカメックス
汎用エース担当1。
高火力水打点のしおふきに加え、特殊悪・格闘打点は非常に技範囲が広く、あらゆるパーティにどこかしらは刺さる。
前記事「ガルキリン軸晴れトリル」の時はりゅうのはどうを採用したが、今回は冷凍ビームを採用。
ガブリアス、メガカイリュー等の遂行速度を上げることで速やかに数的有利を取れるようにした。
冷凍ビーム採用のメガカメックスは少ないのか、あまり読まれなかった印象。
技範囲自体はサメハダーと同類なのだが、火力耐久共に優れており、ラス1の殴り合いでも非常に頼りになった。
努力値は火力に振り切り、残りを耐久指数が最大になるように振り分けた。
④ニンフィア
汎用エース担当2。
ハイパーボイスで雑に削っていく。
すばやさ下降補正のドドゲザンと同速なので、動かす際は気を付けたい。
攻撃技3つ目にでんこうせっかを採用。トリル切れ後も相手を縛ることができるように相手のHPを調整することで、安定して終盤戦を戦える。あまり読まれないのも使いやすい。
でんこうせっかのおかげで2,3回は勝ちを拾えた。
そもそもニンフィアでハイパーボイス以外を押す状況になる時点でゲームメイク失敗なので、安定して勝つ前提の大会であれば、でんこうせっかを採用するのが正しいのではないかと思っている。
⑤ドドゲザン
トリルエース兼終盤戦担当。
主に終盤出てくるイダイトウを迎え撃つ。
終盤にしか出さない前提なので、特性はそうだいしょうを採用。威嚇枠のガオガエンはチャーレムがなんとかできるという絶大な信頼を持っていた。
実際、いかくを受けることはなかった。そうだいしょうのダメージ上昇が効いていたかどうかも微妙だが、間違ってはいなかったと思う。
終盤に相手のドドゲザンと対面する前提はないと考えているため、けたぐり不採用。相手のドドゲザンが出て来るなら初手で、チャーレムのヨプ貫通インファで処理可能。
ニンフィア、メガサナ、メガフラエッテ等高耐久フェアリーがパーティ単位で重いので、アイアンヘッド採用は正解だと感じた。
⑥ヒスイウインディ
最後の要石。
パーティのうち5体まではすんなり決まったものの、どうしてもリザYと高耐久鋼タイプの処理が苦手という弱点が残った。
前記事「ガルキリン軸晴れトリル」の時はタスキイダイトウを採用し、終盤のスイープ兼フィニッシャーを任せていた。
が、タスキをチャーレムが使用している以上、イダイトウを採用するのはあまり考えられなかった。
スカーフイダイトウの採用を一考したが、パーティ内に守るを採用しているポケモンが少なく、トリルターンの調整が上手くできない可能性もあったため却下した。
・トリルとの相性が悪くない
・リザY、鋼タイプに対して強い
・終盤戦、トリル切れ後も役割を失わない
ヒスイウインディはこの条件にぴったりと合致し、想定通りの活躍をしてくれた。
ひとつ調整ミスをしたのは、特性いかくである。
終盤戦に出すならあまり意味が無く、技の打ち合いを考えたら特性はいしあたまにするべきだった。
特性いかくのせいで終盤に出ていた相手のドドゲザンのAが上がってしまい、負け試合を1回作ってしまった。
感想
正直、めちゃくちゃ強い構築に仕上がったと思う。
結果としては1勝足りず予選を逃してしまったが、構築の穴がふさがった状態であれば突破はできていた。
数年ぶりの参加となるガチ大会に持ち込んだオリジナルパーティとしては、大金星の戦績だと思う。
チャーレムのぬいぐるみを買いに行きます。
楽しかった!
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筆者ショウニン(@k_shonin)は、調整仲間を募集しています。
当方29歳男、既婚社会人です。
ポケモンの対戦は数年ぶりですが、大学時代はそこそこやっていました。基礎知識については問題ないと思います。
もしよければ調整グループ等入れてください!よろしくお願い致します!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!